古いパソコンを調整しながら使ってきたが、最近、青い画面で停止することが多くなった。いろいろ調べたが原因はわからないまま不便な思いをしながら使い続けてきた。

先日、ハードディスクの容量が残り少ないことに気づいた。25GBしかないので整理しないとすぐにいっぱいになる。整理の後、デフラグの前にディスクチェックした。大切なデータはUSBメモリーに入れておき万が一に備えて、エラーを修復するモードで実行、再度確認してみる。まだエラーがでる。2、3度繰り返したがエラーは修復されなかった。

 これまでのブルーバックの原因はこれかもしれない。もしそうなら、起動できなくなることだってある。すぐにハードディスクを交換することにした。さっそく、近所の量販店へ。

私のPCはすでに古いタイプとなっているようだ。棚の端にあった320Gのハードディスクだけが適合していた。古いタイプのせいか安く感じた。購入するときにしつこくこれでいいのかと念を押された。

家に帰って箱を開けてみると、データをそのまま移動するためのツールが付いていたので、新規インストールすることなくすべて移動できた。それほど難しい作業はなく意外とあっさりとデータは移動できた。

さっそく、お客様にメールの対応をしたり、作業手順を考えたりしていた。かなり速くなったようだ。ハードディスクの容量が以前のままだったので、パーティションの枠をマウスでドラッグして容量を増やし、残り容量でDドライブを作った。何度か再起動しているうちに、様子がおかしくなりはじめた。

操作しているうちに描画にドットがまじるようになった。あれと思う間に再描画が遅れて、画面表示が汚くなり、マウスが動かなくなった。何度か再起動を繰り返しているうちにとうとう起動しなくなった。
 ここから、数日間の苦闘がはじまった。

ブルーバックで表示されるメッセージを手帳に書き取り、対策を考えた。幸い、コピーしたまだ動く以前のハードディスクがあるので、そちらで起動した。原因をさぐるために検索するとなんといままで使っていたグラフィックボードのICとチップセットドライバの相性が良くないという。
いままで動作していたけれど幸運が重なって動作していたようだ。
起動するためにグラフィックボードのドライバを停止するために削除して、再度、新らしいハードディスクで起動すると、予測どおりに起動した。検索して見つけた記事どおりにチップセットドライバをはずしてみる。何もかわらない。まったく動作しないわけではないがかなり遅くなった。再度チップセットドライバをインストールしようとしたらエラーでインストールできない。あれこれ操作しているうちに、音楽データを消失。
文字を入力するだけならまったく問題ないが操作画面を移動するとかなり遅い。

 実はいまも作業しながら修復中。作業は文字を入力するだけのものが多いから困らないが、描画の遅さはいやになる。
ブルーバックやマウスが固まることがなくなったのはよかった。
それにハードディスクが静かだ。
そろそろ、新しいPCを検討したほうがいいと思った。