osCommerceからEC-CUBEへの移行作業を続けている。そもそもかなり改造されたosCommerceであり、少なくない数の機能も移植する必要がある。はじめは、何がどこにあるのかわからずデータのコンバートにも時間がかかりなんとか画面に商品を表示できるようになった。

osCommerceの古いコードの書き方に慣れた目から見るとEC-CUBEのソースコードはまたっく別物であり、新しく機能を追加するだけでも確認するファイルが多く時間がかかる。osCommerceは主な機能は一枚のファイル内で完了するような実装方法なのでテキストエディタでも十分に作業できた。ここ最近は、検索が便利なので開発用のエディタNetBeansを使用していた。しかし、この作業をはじめて大量のファイルを開いたNetBeansを起動したままにすると非常に重くなるようになった。osCommerceとEC-CUBEのファイルを同時に開いて作業するためNetBeansが重くなると、全体の操作が重くなり開発に影響するため、重くなったらNetBeansを終了しながらなんとか作業を続けていた。

MacのOSをYosemiteに変更したのをきっかけに、作業効率を上げるため、いくつか新しいアプリをインストールした。まずは、愛用していたPuttyの代わりにvSSHを購入。WindowsではPuttyを利用していたためMacでもPuttyを利用していた。ただし、Macのputtyは操作性が悪く苦労していた。それに比べ、vSSHはワンクリックで接続できタブでいくつも開けるので複数のサーバで同時に作業するときの効率がかなりあがった。次にPhpStormという評判の高い開発用エディタを購入した。オンラインで購入したアプリの中では高価なほうで、しばらく躊躇したが、試用版をダウンロードして使ってみると驚くほど機能が豊富にあり、PHPをプログラムするときに遭遇するさまざまな局面で役に立つ機能が多い。とくにファイルやクラス定義の検索など、検索機能が高速で使いやすい。osCommerceとEC-CUBEを素早く切り替えながら作業できるため急に作業スピードが上がった気がする。